経理外注vs内製、どちらが得?年間300万円の差がつく判断基準【コスト比較表付き】
2025年10月3日
「経理って外に出した方がいいの?」「今の担当者が辞めたらどうしよう…」
そんな悩みを抱えている経営者の方、実は10月は経理体制を見直す絶好のタイミングです。年末調整や決算準備を前に、来年からの体制を整える最後のチャンスだからです。
コスト比較:内製vs外注、驚きの結果
【モデルケース】製造業E社(従業員50名、年商3億円)
| 項目 | 内製の場合 | 外注の場合 |
|---|---|---|
| 人件費 | 420万円/年 | 0円 |
| 外注費 | 0円 | 180万円/年 |
| システム費 | 60万円/年 | 0円 |
| 教育研修費 | 20万円/年 | 0円 |
| 退職リスク対応 | 100万円/年※ | 0円 |
| 合計 | 600万円/年 | 180万円/年 |
年間差額:420万円の削減効果!
※退職時の引継ぎ、新規採用、教育期間中の業務停滞コストを含む
判断のための10項目チェックリスト
内製継続を推奨するケース □ 経理担当者が税理士資格を持っている □ 毎日の数字チェックが業務上重要 □ 機密性の高い取引が多い □ 経理担当者の退職予定がない □ 年間売上10億円以上の規模
外注を推奨するケース
□ 経理に月50時間以上かけている □ 担当者の専門知識に不安がある □ 最新の税制改正への対応が困難 □ 経理担当者が1名のみ(退職リスク大) □ 本業により集中したい
外注先選びの3つの重要ポイント
1. 対応範囲の確認
- 記帳代行だけ?財務分析まで?
- 年末調整・給与計算は含む?
- 税務調査対応は可能?
2. コミュニケーション体制
- 質問対応の速さは?
- 定期面談の頻度は?
- 緊急時の連絡体制は?
3. 料金体系の透明性
- 月額固定?従量課金?
- 追加料金の発生条件は?
- 年末調整等の繁忙期料金は?
【成功事例】外注化で生まれた時間を活用
運送業のF社(従業員30名)では経理外注により:
- 経営者の経理業務:月40時間→5時間に短縮
- 空いた時間で新規開拓に注力
- 結果:売上15%アップを実現