ON THE ROAD ~終りなき疾走~ 浜田省吾さんライブレポと熊本遠征(10月1日)

2022年春に朗報

なんと、ON THE ROADツアーが行われる

ON THE ROAD 2022 Welcome back to the Rock Show “EVE”

そして、2022年秋 熊本へ続く

2022年7月の会報233号でツアー開催が発表(もっと前にわかっていたけどね)

ファンクラブ限定イベントでないツアーを開催。2021年には同タイトルでファンクラブ限定イベントとして開催予定であったがやむなく中止となったものを一般開催となった。15会場28公演。いつもどこの会場を申し込もうか、いくつの公演に参加できるか考えることが楽しみである。

ファンクラブ先行で初日を選択し、一般抽選で他の会場というようにすることが多い。今回は上限2公演までのようであるため遠方と近隣で申し込むこととし、ファンクラブ先行では熊本を申し込んだ。九州へ行ったことはあるが熊本は通過点か一時的に滞在程度のため今回は熊本を中心に行動することにした。

結果、熊本公演10月1日が当選。早速、旅程を組んだ。10月1日出発しライブ、熊本市内宿泊。
翌日はせっかくなのでレンタカーで黒川温泉へ宿泊、10月3日の飛行機で帰京ということになった。早速、飛行機、宿泊先を手配した。

一般販売では落選。その後も、当日券等も取れず、結果、今回のツアーは熊本公演のみの参加となったが、おまけがあった。

2022年10月1日土曜日、朝6時に自宅を出発し、車で首都高を羽田空港へ向かう。
7時前に到着しチェックイン。ANAのステータスを持っていてよかったといつも感謝の気持ちである。荷物を預け保安検査も通りANAラウンジへ。時間まで軽く朝食をとる。フライトはANA641便で8:10発、熊本空港9:55到着である。

時間となり搭乗開始した飛行機内には、あきらかに熊本公演に参加する人がちらほら。機内では今回の公演のセットリストを想像しながら浜田省吾ミュージックを聞く。
定刻通りに熊本空港に到着。熊本市内行きのバスに乗り桜町バスターミナルで下車。チェックインの時間には早いが、ホテルにて荷物を預けるために向かう。ホテルはコンサート会場の熊本城ホールの目の前のドーミーイン熊本で、ここは大浴場があることから決めた。

時間は12時近くのため、ランチということで新市街方面へ。ここは地元の味をということで、馬肉、あか牛、海鮮、太平燕などから馬肉とあか牛の食べられる店へ。まったく情報もなく「馬タン牛タン」という店にした。馬刺し、馬タンなど珍しいものを食したが馬だけに旨かった。

そこからブラブラ熊本城まで散歩。熊本城を見学。その際にガイドをお願いすると、知らないことがいっぱい。震災の跡が今なお残っている状況で、崩れた石垣、傾いた場所など現状を見ることができ、ニュースなどで観て聴いていることよりもすごく詳細にいろいろなことがわかった。

熊本城を後にしてチェックインのためホテルへ。チェックイン後、公演までも2時間30分ほどあるためお昼寝。

ちょうどホテルの部屋の窓から熊本城ホールの入り口がよく見える。徐々に人が増えてくるのがわかる。会場時間近くになると列ができ、外の踊り場まで延びている。

17:40にホテルを出て列の最後尾にならび入場。発券、1階14列下手側、席に着くといい場所だと感じた。

開演まで10分。会場にはインマイライフなど、浜田省吾さんが好きなミュージックが流れている。

開演時間となりオープニング曲は「光と影の季節」。2022年1月6日に武道館ライブに行ったにもかかわらず、久々のライブに思えた。
最初からボルテージはマックス。多くの人は本当にこの日を待ち望んでいたと思う。周りを見渡すとすでに泣いている人もいる。かくいう自分もその一人である。熊本公演自体が久しぶりであったようで、本人も灌漑深いものがあるようである。

セットリスト

  1.  光と影の季節
  2.  HELLO ROCK & ROLL CITY
  3.  この夜に乾杯!
  4.  今夜こそ
  5.  君がいるところがMy Sweet Home
  6.  君の名を呼ぶ
  7.  あれから二人
  8.  我が心のマリア
  9.  光の糸 
  10.  旅するソングライター
  11.  モノクロームの虹
  12.  夏の終わり
  13.  星の指輪
  14.  君に捧げるlove song
  15.  ON THE ROAD
  16.  I am a father
  17.  J.BOY
  18.  家路
  19.  みちくさ
  20.  この新しい朝に
  21.  終わりなき疾走
  22.  日はまた昇る

全22曲。どれだけ泣いただろう。

あっという間の時間であった。いつまでもその場所にいたと思う。

そして、すぐに次の公演を見たいという衝動に駆られるが、現状では次のコンサートを見に行く予定がたっていない。是が非でも抽選に当たりたいものだが、結果的に今回のツアーでは次はなかったのである。

ゆっくりと目の前のホテルにむかい、部屋につくも興奮冷めやらぬという状態であるが、大浴場で湯船につかり部屋に戻ったら睡魔に襲われ朝まで熟睡できた。

10月2日 日曜日。
レンタカーを2日間借り、熊本市内から黒川温泉へ。この日の目的は当てもなくドライブしながら黒川温泉へと思いながらも、ネットで情報を得ながらということである。

太平燕が食べたいとなったが朝早くからはやってないことがわかり、まずは市内から北へ。
植木という場所の「道の駅すいかの里 うえき」というところでスイカを…といったが、時期がちがい、その時期はクリだという。初めてクリの産地で有名であることを知った。
くり饅頭などを購入し食すと、ナントおいしいことか。菊池渓谷という自然豊かな場所があるということで、そちらにむかう。途中「メロンドーム」という道の駅を発見。屋根がメロンの形である。ちょうど昼ということで、食事をすることにした。満席で少し待った。これだけ地元の人がくるということは、おいしくお値打ちなのだろう。まして今日は日曜日。ここで、念願の太平燕を食す。おいしいね。メロンドームをあとにして菊池渓谷へ。

散策、季節もよく川沿いが遊歩道となっている。ゆっくりと一回り。

その後、黒川温泉へ。湯峡の響き優彩というホテルに宿泊。チェックインして外湯巡り。それぞれホテル旅館で、風呂がいろいろあり楽しい。この温泉街では3つ入れる手形を販売。洞窟風呂、仙人風呂などにはいった。それぞれ趣があり有意義だった。
昔ながらの温泉街、射的もあり風情がある。泊まったホテルにも何種類もの風呂があり堪能した。食事も豪勢で満足の宿であった。

10月3日 月曜日。この日の最大の目的は、あか牛で有名な南阿蘇のいまきん食堂。そこへ行くまでに大観峰へ。初めて行ってみた。壮大な景色に満足。風光明媚とはこのことであろう。

大観峰からいまきん食堂へ。12時まえに到着。すでに大勢の人。名前を告げ1時間ほどあるためドライブで阿蘇駅へ。隣に道の駅があり。
時間的にいい頃合いかと店に向けて車を転がす。再びいまきん食堂へ到着。目的のあか牛丼を食す。

14時過ぎ。フライトまでまだ3時間ある。空港へ向けてドライブ。途中、グリーンティーのお店でかき氷とお茶。いい時間となり、レンタカーを返却。
空港で搭乗まで待つ。ここで神は粋な計らいをしてくれた。

保安検査場を通り搭乗口の待合所で座っていると、ナントなく見たことのある方々を見つけた。
一人は間違いなく町支寛治さん、もう一人は岩熊さん?では、浜田さんもいるのでは、とみていると、やはり登場。我々からしたらサングラスに帽子姿はいつもの浜田さんのためすぐにわかる。近くまで行き確認すると間違いなくご本人であった。
搭乗時間となったため飛行機へ。座席に座りドアが閉まるまでまつと、最後ぐらいに浜田さんが乗ってきたではありませんか。当然、プレミアムクラス。ただ、同じ飛行機ということに幸せを感じつつ、羽田空港までのフライトは夢心地であった。

羽田空港ではサテライトラウンジのためバス移動となる。プレミアムクラスは降りる際は一番最初のため、バスもすでにターンテーブルへということになる。しかし、ここで神はさらに粋な計らいをしてくれた。
まだ、荷物は出てきていないため、柱のそばの椅子に浜田さんは座っており、ターンテーブルで町支さんが荷物を待っていた。ここでSURPERFLYERSの威力なのか、私の荷物が一番最初にでてきてピックアップし、その足で浜田さんのそばにいき、挨拶ができた。

「熊本のコンサートありがとうございました。最高でした。これからも楽しみに待ってます。」というと「ありがとうございます」と一言であったが会話ができた。
そのあとも、エレベーターでニアミス、駐車場のトイレに行っている間に駐車場精算が終わり駐車場のエレベーターに乗った浜田さんを見かけた。トイレに行っていなければよかったのに…。

車に乗り、自宅へ。最後まで最高の熊本であった。

このツアーの運を使い果たしたのだろう、次の当選はなく、ツアーは終わった。でも、来年2023年にはアリーナツアーがある予感がした。