税務調査当日の対応マニュアル|税理士とセカンドオピニオンの役割分担
2025年6月9日
“調査官が会社に来る日” は経営者にとって心理的負担が最も大きい瞬間です。本記事では、当日の流れを時系列で示しつつ、税理士とセカンドオピニオンがどのように連携して調査官と対話すれば良いのかを解説します。
調査当日のタイムライン(来社〜退室まで)
- 08:45 受付・応接室セッティング
- 09:00 調査開始、名刺交換
- 10:30 書類確認(総勘定元帳・契約書)
- 12:00 昼休憩
- 13:00 追加ヒアリング
- 15:30 中間フィードバック
- 17:00 調査終了、退出
※上記は1日で調査完了した場合のタイムラインとなります。場合によっては、調査に数日かかる場合もあります。
税理士&セカンドオピニオンの役割分担
既存顧問は会社の歴史や取引背景を熟知しており、事実関係の説明に強みがあります。一方セカンドオピニオンは “調査官が求めるエビデンスが足りているか” をその場で確認し、論点が拡散しそうな場合に整理して提示する役目です。二者が同席することで、
①回答に一貫性を保つ、②余計な情報開示を防ぐ、③調査後の交渉材料を確保する、
という3つのメリットがあります。
NGワードと適切な伝え方
調査官に対して「うちの税務は完璧です」と言い切るのは逆効果。“完璧” という表現は “隠し事があるのでは” と疑念を招く恐れがあります。
代わりに「必要な書類は事前に確認済みですが、不足があればご指示ください」と柔軟性を示すことで、調査官との信頼関係を築けます。
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